面接で確認しておきたい質問|働き方のミスマッチを減らす
面接は応募者が評価されるだけの場ではありません。求人票だけでは分からない仕事の進め方や勤務条件を確認し、入社後の働き方を判断する機会でもあります。
質問は印象を良くするためだけに行うものではありません。自分が仕事を続けられるか判断するために必要な情報を集めることが目的です。求人票や企業サイトですでに分かる内容を繰り返すのではなく、不明点を具体的に尋ねます。
仕事内容を具体化する質問
- 入社後、最初に担当する主な業務は何ですか
- 一日の仕事の流れを教えてください
- 個人で進める業務とチームで進める業務の割合はどのくらいですか
- 繁忙期には、通常とどのような違いがありますか
仕事内容の名称だけでなく、日常の作業や連絡の頻度を確認すると、働く場面を想像しやすくなります。
入社後の支援を確認する質問
- 入社後の研修や引き継ぎはどのように進みますか
- 独り立ちまでの目安はありますか
- 業務上の質問は主に誰へ相談しますか
- 未経験者が最初につまずきやすい点は何ですか
「研修あり」という記載だけでは、期間や内容が分かりません。自分の経験に応じて必要な支援があるかを確認します。
チームや職場の進め方を知る質問
- 配属予定のチームはどのような構成ですか
- 情報共有にはどのような方法を使いますか
- 担当業務の優先順位は誰が決めますか
- 仕事の評価はどのような観点で行われますか
職場の雰囲気を一言で尋ねるより、具体的な仕事の進め方を聞く方が実態を理解しやすくなります。
勤務条件を確認する質問
| 確認したいこと | 質問例 |
|---|---|
| 残業 | 通常期と繁忙期の勤務時間の目安を教えてください |
| シフト | 勤務希望の提出時期と決定方法を教えてください |
| 在宅勤務 | 出社が必要な日や研修期間中の勤務方法を教えてください |
| 勤務地 | 配属先や勤務場所が変わる可能性はありますか |
条件について聞くこと自体を遠慮する必要はありません。ただし、求人票に書かれている内容を理解したうえで、曖昧な部分を確認します。
避けたい聞き方
「楽ですか」「残業は絶対にありませんか」のような、答えにくい聞き方は具体的な情報につながりません。実際の時間、頻度、決め方を尋ねる形へ変えましょう。
また、一度に多くの質問を並べるのではなく、自分の判断に重要なものを二つから四つ程度に絞ります。
回答も記録して比較する
面接後は、質問への回答を求人情報と一緒に記録します。複数社を受ける場合、記憶だけで比べると内容が混ざりやすいためです。
複数の求人を比較する項目や応募先の管理表へ追記すると判断しやすくなります。
質問は自分の条件を確かめるために使う
面接で得た情報によって、応募時には気づかなかった魅力や難しさが見えることがあります。採用されることだけを目的にせず、自分に合う仕事かを確かめる時間として活用しましょう。